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2014年7月27日 (日)

トムラウシ山 2141m

 海の日連休の最終日、21日にトムラウシに行ってきました。登山口まで200km、夕方5時に自宅を出て到着したのは夜10時。道々718や東大雪荘を過ぎた林道の未舗装路が思いのほか長く、結構時間がかかりました。車一台すれ違わない真っ暗な山奥の林道を走っていると、とんでもない秘境に向かっている感じがして「ホントにこんなとこ、他の登山者がいるの?」とあん・・・。駐車場について、びっしりの車にビックリ。001

 翌朝、4時に起きて数えてみると50台近くありました。話によると昨日はこれの倍ぐらい停まっていたとか。道外のナンバーが半分くらいあって、皆さん「利尻登ってきた」とか「おととい、ニペソツでした」とか、その健脚ぶりに言葉を失ってしまいました。笑

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で、朝食を済ませ5時10分。スタートです。昨夜、到着した頃から一晩中降り続いていた雨もこの頃には上がりました。

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しばらくは、原生林の中を歩きます。展望は効かないものの立派な巨木に囲まれて趣きのある登山道でした。

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稜線に取り付いて、昇った所がカムイ天上、6時18分。この先、コマドリ沢に降りるところまで、第一級のぬかるみが続きます。昨夜の雨で拍車がかかっていたかな。木道の整備が順次進んでいます。

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泥濘を過ぎ、沢への急坂を降りて少し詰めると、コマドリ沢分岐。8時18分。沢山の方が休んでいましたが、私達はこの少し手前で休憩したのでそのまま通過。あっ!そこ、真っ直ぐでなくて。右に行くんですけど。

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コマドリ沢には、まだ雪渓が残っていて、200m以上あったかな?測ってないけど。雪の上を渡って吹く風が涼しくて、登りに汗する身には気持ちよかった。この雪渓の帰り道の話。あんは、ユニクロのお買い物袋をおしりに敷いて、一気に滑り降りました。「キャハハ!楽しすぎるぅぅ!」って。

この辺りから、高山植物の姿が目立ち始めてきます。その記録はこちらで。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-481934.html

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9時30分、前トム平。やや過ぎて、ケルンの積んであるところで、トムラウシの勇姿が眼前に現れます。岩がごろごろしているので、いかにもナキウサギのいそうなところですが、陽もずいぶん上がったので鳴き声も聞こえませんでした。

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振り向けば、雲海の上に去年登ったニペソツです。

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目の前にトムラウシにが見えているというのに…、もう一度、下ります。登山道の人影や点在する巨石が小さく見えています。笑

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降りた所がトムラウシ公園。両側は一面のお花畑。前のコマに写っていた点在する巨岩と百華繚乱の高山植物群。上り下りの代償としては充分お釣りがきます。

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南沼キャンプ指定地分岐11時05分。ここまでくれば、あと一息。ですが…、

電池切れ(シャリバテとも)、道の脇に平らなところを探して充電休憩(昼食休みとも)。写真は頂上直下。降りてくる人が「すぐそこですよ」と励ましてくれます。

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頂上。11時45分。標柱の反対側に大きな岩があったので上ってみました。足元に広がる雲海に頭を出しているのは十勝岳。

12時05分下山開始。16時40分登山口着。11時間30分の山行でした。翌々日に筋肉痛のピーク。私は体幹、特に背筋から腰にかけてバリバリ。めったに使わない消炎鎮痛剤を塗りまくりました。

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おまけ。コマドリ沢を滑降するあん。フレームからはみ出そうな勢いでした。

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2014年7月 2日 (水)

第29回サロマ湖100kmマラソン

159_2 走ってきました、サロマ湖100キロ。あんが。

 写真は72キロ地点付近。ランナーの波は途絶えていません。

 過去2年に比べると、暑かった。湧別町の最高気温は30.1℃。一緒にサロマに向かった、なみさんをはじめ、力のあるランナーが次々と討ち死にしました。その中、12時間20分台で完走出来たのは、幸運だったかな。

 
 今年の応援ポイントは、32k、フル、51k、59k、72k、85+93k(ワッカ)、ゴール。帰省中の次女も同行したので、ステーションワゴンを借りたりと、新たな楽しみの多かった応援でした。

 さて、来年は30回大会。また行けるかな?

 

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