プロ棋士誕生
小学校の6年生で囲碁を覚えた広島の男の子がいる。ご多分にもれず「ヒカルの碁」である。お調子者だが、時に人並み外れた集中力を発揮する彼は、瞬く間に力をつけ中学3年生の時、特例で日本棋院関西総本部の院生になった。
中学を卒業した彼は、進学せず大阪の棋士の内弟子生活を始めた。教育者である彼の父の心労はいかばかりであったか。
院生のうちにあと一歩というところでプロに及ばなかった彼は内弟子生活を続け、外来として採用試験手合いを打ち続けた。ある年は予選で早々に敗退し、郷里に帰ったこともあった。去年は最終局を打ち終わり、同率ではあったが相手が院生でプロ入りを逃した。アト一勝、3度目であったか。
関西総本部のプロ採用結果は例年12月の中過ぎになる。彼の実家の「新年の慶び」はいささか屈託の混じったものであったに違いない。
今年の採用試験手合いは、先日の日曜日、最終局を終えた。またしても彼は同率であったが、今年の相手は外来であり、予選トップ通過の彼の入段が決まった。
新年と新年早々の成人式を、彼と彼の家族は、晴れやかな気持ちで迎えることが出来るだろう。
長々と書いたが、彼の母親は私の妹である。(^_^;)
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コメント
おぉ、それはおめでとうございます。
と言っても、囲碁などは全くの素人ですが(^^;
何事もプロと言うのは大変な仕事ですが、長い内弟子生活を経験されて居るのだから、これからきっと活躍されるでしょう(^^)
投稿: AKA | 2010年12月20日 (月) 18時04分
AKAさん、まいど。ありがとうございます。
中卒のまま棋士を目指すという、退路を絶っての挑戦だったので、「入段決定」の一報を聞いた時には思わず目頭が熱くなりました。
本人も言っていましたが「これがスタート地点」ますます研鑽を重ねて活躍できるように期待しています。
投稿: ふれっぷ | 2010年12月20日 (月) 20時02分
ふれっぷさんにしてはしく長文だな~と思ったら、
関門突破おめでとうございます、子供の頃から打ち込める物を見つけられて、その道を極められるなんて羨ましいですね。これからまた大変なんでしょうけど家族揃っておめでたいお正月になりそうですね。
投稿: NAOJI | 2010年12月20日 (月) 20時55分
NAOJIさん、まいど。ありがとうございます。
ほっとしたというのが正直な感想です。23才未満という年齢制限もあるので,もしプロになれなかったら・・という思いもありました。
本当に良かったです。
投稿: ふれっぷ | 2010年12月21日 (火) 11時26分
私には想像だにできない世界の出来事です。彼が中学を卒業するときの強い決意、そしてその後の試練と、それを乗り越えた強い意志をもって、これからも活躍されることを期待しています。
ゴールはスタートへの始まり!
いい新年になりますね!
投稿: たびちゃん | 2010年12月21日 (火) 17時08分
たびちゃんさん、まいど。ありがとうございます。
強い決意・・。(^_^;)
お調子者で後先考えずに突っ走るところもあったのですが。
厳しい採用手合いを打ち続けて成長もしたと思います。これからの勝負は皆この関門を突破したものばかり、大変ですが楽しみでもあります。
投稿: ふれっぷ | 2010年12月21日 (火) 19時07分