勝浦鳴海ロードレース
「鳴海」と書いて、「なるか」と読みます。写真はスタート前のストレッチをしているあんと、見守るトレーナー(長女)です。コースに隣接している野球場の芝の上で、アップが出来ました。奥に見える幟の立っている坂がコースです。ハーフは坂の途中から、左方向に登りながらスタートします。
受付を済ませ会場をぶらぶらしていると花見川さんに遭遇、ほどなくなべさんともお会い出来ました。1000人弱の大会規模だからでしょうか。定刻15分以前ぐらいになってスタート地点への誘導が始まりました。長女がマネージャーをしてくれたため、スタート直前までトレーニングウェアを着ていました。帰りの飛行機の時間があるので、のんびりとは走れませんが、飛ばして潰れてしまっては、ますます大変な状況になります。あんが「上手く引っ張ってね」とか言いましたが、私のほうが圧倒的に練習不足。そんな余裕はありません。「マイペースで行きますから」と、私。
スタート直後、登りだったコースも大学前からは下りに。やがて1km表示。4分40秒。「嘘だ。この表示は信用できない」と、何故か私の背後を走っているあんに語りかけました。少し楽めな巡航速度で5km25分。元有料道路を走る見晴らしの良いコースを走ります。生憎の曇り空で紺碧の海とは行きませんでしたが、風光名媚な勝浦の海を堪能できました。松部の漁港からは旧道に入り、小さなトンネルをいくつも潜り抜けました。リアス式海岸を実感。交差点やトンネルの出入口では長女の後輩(1.2年生)の陸上部員が走路員として配置されていて、ランナーに声をかけていました。
小さな集落の家々の軒先を走るようなコース。おばあちゃん達のあたたかい声援もうれしかった。10km50分。すでに折り返したランナーと対向しています。なべさんも行きました。折り返してからは、あんが前を走ります。13kmぐらいで、花見川さんが先行。どんどん背中が小さくなりました。15km1時間16分。このあたりからしんどくなりました。あんの背中も離れがちです。がんばらないと置いて行かれます。毎日2~3kmの散歩がトレーニングでは、ハーフを余裕で完走する脚はできないのだと、よ~く分かりました。19kmあたりから二段仕掛けの最後の上り坂が始まりました。あんとの距離が・・。20km地点上り坂の踊り場、コンビニの前で長女の応援。「おかあさん、がんばれー。おとうさん、離されるなー。」1時間43分。
大学正門前までの上りの途中で、やっとあんに追いつきました。「まさか、この期に及んで、置いてくつもりじゃないでしょうね」と、あん。「無理、無理。上りでそんなことできません」と併走する私。
でも。下りでは・・。(^_^;;
「なんちゃってスパート」です。ゴールまで500mぐらい。後も振り向かずにカッ飛びました。ゴール1時間51分。先にゴールしていたなべさんが迎えてくれました。花見川さんも少し前にゴールしていたようです。振る舞われた「おしるこ」をいただいて、そのままの姿で(ゼッケンは外して)長女のアパートに走りました。途中、子どもに「あっ、まだ走ってる」と指差されましたが、あんは、「ちょっと急いでいるの」と、応えていました。改めて申しますが、勝浦は平らなところがほとんどありません。アパートまで、ガーッと下って、ドーッと上りました。
長女の部屋で着替えて、待機していてくれたあんの弟の車で千葉駅に。大きな千葉駅の構内をひたすら走って総武線の快速に乗ってほっと一休み。新橋駅で山手線に乗り換え。浜松町からモノレール。羽田の保安検査場に着いたのは出発30分前。出発ゲートが反対側でまたまた走って、ゲートに着いたときには搭乗手続きが始まっていました。あん、「今日の走行距離25kmにしていい?」
ひたすら走った大会当日でした。(^_^;;
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント