2010北海道マラソン覚え書き
あんは右ハムの筋膜炎はほぼ回復しているものの、士別ハーフのタイムから北海道マラソンのタイムを予想するとほぼ4時間ちょうどぐらい。
私はほとんど練習していないものの、あんをk5分30秒で、引っ張るゲームプラン。
Dブロック最後尾からのスタート。ロスは1分40秒ぐらい。
5分30秒のはずが、あんが少しずつ遅れ気味に。5k、30分30秒。5分45秒ペース。
5k給水ボランティアのNAOJIさんは、見つけられなかった。
冬から少しずつ症状がひどくなっている「加齢による左腕のしびれ」。このあたりで最高潮に達する。走りには直接関係はないが、強烈な痛みに悩ませられる。少しでも負担を軽減しょうと、左手首の時計を右手に付け替える。この直後、ボタン操作を誤ってしまう。
このあたりまで、スタートから、ずっとREIさんの後ろ姿が見えていた。安定した走りに、「ついていければ、ほぼ4時間でゴールできるのだが」と思ったりした。
10kはほぼ1時間。12kぐらいで、あんが「胃がやられた」と。足より先に内蔵にきてしまった。k6分に修正して「完走」を目指す。
20k手前で「それ」は、やってきた。あんが歩道の後の草地に駆け込み、「嘔吐」。ここから、あんの足取りはすっかり弱々しくなり、k7分で「時間内完走」を目指すことに。20kは、2時間01分。
25k2時間35分。28kで、大会初の「給食」ポイント。ソイジョイと塩飴が配られていた。お腹のすいていた私はしっかり両方補給した。
30k3時間12分。35k3時間50分。ゆきねこさん、ぶんぶんさん、N原さんをはじめたくさんの応援を頂いた。
結局、嘔吐7回。吐くたびにスッキリして、水や私設エイド(楽走さん、お世話になりました)のコーラをコクコク飲んで、また吐く。の、繰り返し。
北大構内で「あと3k」地点。とうとう、あんが「歩きたい・・。」と言い出した。時計をみると4時間15分(誤動作によるタイムロスが正確には判らなかったが)ぐらい。ここから歩いてもゴールにちょうど5時間で到達できそうだが・・。40k関門は通過できても、アクシデントがあれば残り500mの大通り関門に、引っかからないとは限らない。で、「どんなにゆっくりでも大通りまでは走れ。あとは歩いてもいいから。」ここからk8分。このあたりで、NAOJIさんたちの応援に元気をいただく。
そして、大通公園。両脇にたくさんの応援のあるビクトリーロード。「もう、歩いてもいいよ」と、言ったのだが。(^^;;
ペースが上がった。ほんの少しだけれど。最後の力を振り絞って。あっ、SWACの嶋原さんだ。「ただいまぁ、帰ってきたよ」
そして、ゴール。時計は4時間43分になろうしとていた。
ゴール後、完走メダルをかけてもらうと、あんはもう一歩も歩けなくなっていた。ゴール観覧席の「VIPテント」のうしろの椅子でしばし休息を取る。この後、3ブロック先の手荷物受け渡し場所まで歩かなければならない。
今大会は、ゴール後の給食に「道産米おにぎり」が配布されていた。美味しかった。あんも一口食べた。
オフ会は昨年と同じ、天然温泉付きホテルの宴会場。REIさんの幹事で40名近くのfrun関係者が集まりました。REIさんカメラマン、ゆきねこさん(新鮮なトウキビも提供してくれました)レポーターのビデオ(プロジェクトX風)も、いい味でした。お疲れ様、ありがとうございました。
で、翌日。
あん:「失敗レースのあとは、ダメージが無いわ。あれっ?筋膜炎の元凶だったおしりのしこりもほとんど感じない。」と、絶好調。
私は、最大ハーフの距離しか走ってなかったのに、フルを完走しちゃったのが原因か。腹筋から下、全部筋肉痛。(^^;;
今日のゴン散歩、ギクシャク3k。あんと一緒。
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